協会に聞いた 銅メダルのカー娘はなぜ“チーム選抜”だった
「カーリングは、監督やコーチが常に試合中に指示できる競技ではありません。展開に応じ、選手同士で作戦を決めていきます。重要なのは、それを選手全員が納得し理解し共有すること。疑問や違和感を感じたままの状態では、普段通りにプレーできず、ミスをしてしまうこともあります。もちろん選手個々のプレーの特徴も共有していなければなりません。チームとして熟成されて勝てるようになるには相応の時間が必要で、最低でも3年ぐらいはかかるのです」(協会事務局)
今回の女子代表は全員、北見市出身である。スキップの藤沢五月選手以外は同市の常呂町生まれ。気心の知れた幼なじみが集まったチームだから強いというわけだ。
やっぱりカーリングは奥が深い。