カーリング女子初4強 躍進の裏に元エースの献身的な支え

公開日: 更新日:

 カーリング女子日本代表が初の4強入りを果たした。

 日本代表のロコ・ソラーレ(LS)北見は21日、スイスに敗れて5勝4敗で1次リーグを終えた。1次リーグ突破の可能性を残していた4勝4敗の米国がスウェーデンに敗れたため、日本の準決勝進出が決まった。

 敵失もあって勝ち上がりを決めただけに、スキップの藤沢五月(26)は「予選でこれだけ負けても準決勝に進めるのは悔しい気持ちもありますが、このままでは終わらせないぞという気持ちで次に臨みたい」と複雑な表情を見せた。

 LS北見は2010年に、かつてアイドル並みの人気を誇った本橋麻里(31)が中心となって結成。

 マスコミは「マリリン(本橋の愛称)のチーム」として、こぞって取り上げた。よくも悪くも本橋主体のチームだったが、本橋が出産を経て復帰した16年以降は立場が一変した。

 現在も主将を務めているものの、スキップの座は藤沢に譲り、チームの裏方に徹している。

 16年の世界選手権(カナダ)では献身的にサポートし、日本勢初の銀メダル獲得の一翼を担った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情