初勝利に2戦連発 大谷の評判とエ軍の変化を米記者明かす

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「地元ファンはもちろん、今やチームの同僚までも二刀流の活躍に期待を寄せています」――。エンゼルスの地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」で、コラムニストを務めるディラン・ヘルナンデス記者が大谷翔平(23)についてこう明かした。

 投手としてメジャー初登板初勝利、打者としては本拠地デビュー戦から2戦連続本塁打と二刀流として上々のスタートを切った大谷。投打にわたって結果を残していることもあり、ナインにも早々と受け入れられたという。インディアンスとの3連戦を現地で取材したヘルナンデス氏は「大谷の人柄もあるのでしょうが、選手が彼を悪く言うのを聞いたことがありません」とこう続ける。

「エンゼルスは大谷の加入によって先発6人制が敷かれ、通常の中4日のローテーションから中5日となり、登板数が減る投手が出てきます。面白くない投手がいてもおかしくはないですが、先発陣から不平・不満の声は一切、上がっていません。オープン戦で結果を残せなくても、大谷をかばい続けるだけでなく、むしろ二刀流を応援する選手が多いように感じます」

 大谷の一番の理解者は意外にも現役最多の通算615本塁打の主砲プホルス。昨季までは主にDHを任されながら、大谷の入団で今季は一塁の守備にも就いている。両足に故障を抱えているにもかかわらず守備の負担が増えて最も割を食ったはずだが、大谷の活躍には目を細めているという。

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