疲労困憊なのは、何も登板過多ばかりが原因ではない。10年ぶりの古巣復帰という話題性。球場の雰囲気を一変させられる存在感で、巨人の話題を一手に背負うことで生じるものもある。
「報道陣の単独インタビューなどの取材が殺到しているんです。本人もできるだけ受ける方向で対応している。人気者であるがゆえの疲れは、当然あるでしょう」(チーム関係者)
高橋由伸監督(43)は「全員が1年間、完全ではないので」と同級生セットアッパーを責めなかったが、巨人は4連敗。先発陣が壊滅的なだけに、由伸監督の頭痛の種がひとつ増えた格好だ。