ゲレーロは低空飛行…中日“後釜”アルモンテに巨人が苦虫
「自分が打って勝ててうれしい」
8日の阪神戦で4安打4打点の活躍を見せた中日の新助っ人アルモンテ(28)がこう言って喜んだ。
両打ちの大砲は、右打席で3安打、左打席で八回に決勝の適時打。左右で結果を残した長いあごヒゲが特徴のドミニカンは、巨人に移籍した昨季本塁打王のゲレーロ(31)の後釜として中日に入団した。
「森監督はキャンプから『打撃は全く心配してない。普通にやれば成績を残す』と信頼している。オープン戦は打率.280、4本塁打、11打点と一定の結果を残したものの、いかんせん守備が下手。早速、広島との開幕3連戦で失点に直結する拙守が露呈し、チーム内でも『あの打球の追い方、スローイングでは致命的。ゲレーロ以上に打ってくれないと厳しい』との声も出ていました」(放送関係者)
元本塁打王と比較されるプレッシャーもある中で、アルモンテは持ち前の明るさと真面目さで日本野球に適応しようとしている。広島3連戦を終えて名古屋に戻った翌2日には、外野特守を志願。長嶋外野守備走塁コーチから約1時間、構え方や追い方を学んだ。