大谷207億円、清宮は62億円? 気になる「経済効果」の明暗

公開日: 更新日:

 大谷翔平(23)の活躍で連日、大賑わいだ。

 昨年末、大谷のエンゼルス入団の経済効果が207億5000万円とする報告書(関西大学・宮本勝浩名誉教授)が話題になった。これは日本ハムと大谷が獲得する契約金やエンゼルスが得る収入や球場周辺の飲食費などさまざまな利益が計算されているが、この額を超えそうな勢いで関連業界まで大喜び。エンゼルスと契約している企業など“大谷関連株”が上がったというし、試合観戦込みのアナハイム行きのツアーが「これまでにないくらいの引きの強さ」(某旅行会社)で伸びている。

 GWにはエンゼルスとイチローが戻ったマリナーズとの試合が行われるが、シアトルへのツアーは伸び率ランキングで圏外から急上昇。「大谷は米広告業界のスーパースターになる」と経済誌フォーブスは持ち上げた。二刀流という夢を与えるアメリカンドリームはかつてのバリー・ボンズやマイケル・ジョーダン並みの効果があるかもしれない。大谷のサイン入りカードがネット競売で6725ドル(約72万円)で取引されたことも話題だ。今後は日本人対決やオールスター戦などNHKと民放の争奪戦も始まりそう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  2. 2

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  5. 5

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  1. 6

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  2. 7

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  3. 8

    ドジャース大谷翔平 驚異の「死球ゼロ」に3つの理由…12本塁打以上でただひとり

  4. 9

    佐々木朗希「限界説」早くも浮上…案の定離脱、解説者まで《中5日では投げさせられない》と辛辣

  5. 10

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ