2選手の全裸騒動後に快勝…巨人がスキャンダルに強い理由
巨人はスキャンダルに強いと言われてきた。
古くは主力投手の登板日漏洩事件で大騒ぎになった1990年はリーグ優勝、日本シリーズ直前に一軍捕手の強制わいせつ致傷が発覚した2000年はリーグ優勝、日本一になった。最近ではドラフト時の契約金超過問題で批判にさらされた12年にもリーグ優勝、日本一。野球賭博が火を噴いた16年も球界全体を揺るがしながら、それでもリーグ2位に入った。
日頃からファンの注目を集め、メディアのウの目タカの目の視線にさらされる彼らには、批判や不祥事に対する免疫があり、トラブルなんていつものこととシレッと受け流すずうずうしさがある、と言われたものだ。
14日のスポーツ紙には、「巨人全裸動画 篠原、河野 謹慎処分」という見出しが躍った。前日に明らかになった捕手の河野元貴(27)と投手の篠原慎平(28)による破廉恥騒動である。
都内飲食店の個室で裸になった篠原を、河野が動画撮影してSNSに投稿したという情けない一件は、15日発売の写真誌フライデーが〈巨人の一軍捕手が美女2人呼んで「全裸パーティー」〉と題し、その“一部始終”を報じている。バスローブを着た女性を前にして、局部をさらけ出した全裸の男と、その横でフンドシ一丁の篠原が女性用の服を着ておどける姿は確かに、「全裸パーティー」の様相だ。