鈴木愛と成田美寿々どっちが強い? 直接対決に注目集まる

公開日: 更新日:

【アース・モンダミンカップ】

 男子よりパワーが劣る女子プロでもティーショットにドライバーを持たないホールが多いなど、距離が短い接待コースで開催された今大会は連日好スコアが続出した。

 2日目から首位に立つ成田美寿々(25)は5バーディー、ノーボギーの67をマーク。通算17アンダーまで伸ばして楽々と逃げ切り今季2勝目、ツアー通算10勝目を挙げた。

 また5位発進の鈴木愛(24)は、上がり3連続を含む6バーディー、ノーボギーの66で回り単独2位フィニッシュ。今季は国内11試合に出場してトップ3を逃したのは1試合だけと抜群の安定感を発揮している。

 これで賞金ランクは最速で1億円を突破した鈴木が首位の座をキープし、優勝賞金3240万円を手にした成田がランク5位から2位へ浮上した。

 ちなみに、ここ3年はこの大会を制したプロが賞金女王に輝いており、これから鈴木と成田との直接対決に注目が集まる。

 田原紘プロが「2人の賞金差は約3000万円ですが、こういう展開になると鈴木も成田を意識し出す。成田のスイングには無理がなく逆転の可能性はある」とこう解説する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド