巨人と西武のオーナーが示唆も…「監督続投要請」の吉凶

公開日: 更新日:

「監督が来季も続投するなら、選手は残された試合に集中、落ち着いてプレーできる。そういった意味でプラスに作用するケースが大半でしょうけど、必ずしも好意的に受け止められるとは限らない。出番に恵まれないベテランやファームでくすぶっている若手の中には、来年もこの監督がやるのかと肩を落とすのもいるはずですからね」

 要は監督を信頼、この人を男にしよう、この人のために勝ちたいと思う選手が多いか少ないかによるということか。

 逆に絶対にマズいのはCSや日本シリーズの可能性が残されているのに監督交代が表面化してしまうケースだ。

「選手の中で無意識のうちに、監督が今季限りで代わるのであれば、言うことを聞いても仕方がないという感情が生まれてしまう。ベンチの雰囲気も悪くなります。選手個々の力がプラスに作用しなくなる典型です」(高橋氏)

 2011年シーズンの日本ハムソフトバンクと首位を争いながら、9月15日に球団が梨田監督の退任を発表。するとチームは失速。大差の2位でシーズンを終えると、CSもファーストステージで連敗した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”