まさかの5連勝 稀勢の里“ケガの功名”で身につけた慎重相撲

公開日: 更新日:

 前出の親方が言う。

「もし、稀勢の里が引退危機を乗り切ることができれば、一回り成長するでしょうね。今場所の慎重さ、冷静さは過去の稀勢の里に欠けていたもの。相手次第で慎重に取ることはあっても、何日も続くことはなかった。確かに肉体も相撲勘もまだまだ万全とは言い難いが、相撲の圧力自体は落ちていない。序盤は相手が格下ということもあって、今のところは積極的に攻めている。それでいて、土俵際では細心の注意を払っている。これで力強さが戻ってくれば鬼に金棒。8場所連続休場は長かったが、むしろケガの功名となればお釣りがくるかもしれない」

 今場所の前売り券は、発売開始わずか1時間で売り切れ。それもこれも、和製横綱の復活劇に期待するファンが多いことの証明でもある。ピンチをチャンスに変えられるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」