新人王ライバルは5カ月半で 大谷の復帰は来季開幕の可能性
長期間にわたる肘への負担から靱帯損傷に至る投手とは異なり、トーレスは突発的な衝撃で痛めたこともあって、回復具合は早かったとみられる。
■エプラーGMは時期を明言せず
大谷は二刀流とはいえ、まずは来季、打者に専念する。トーレスとは違い、守備に就かないため、スローイング(送球)プログラムを含めて守備練習に時間を割く必要はない。当面はDHのみの出場となるだけに、早期復帰は決して不可能ではなさそうだ。
ビリー・エプラーGMは1日(日本時間2日)の会見で「今すぐ判断するのは難しい」と来春のキャンプでの調整法、復帰時期については明言しなかった。
球団が、慎重な姿勢を崩さないのは当然としても、手術から5カ月半といえば3月中旬から下旬。来季の本拠地開幕戦である4月4日(同5日)のレンジャーズ戦のスタメンに名を連ねたとしても不思議ではない。