そうはいっても、長野の気配り、目配りは球界では有名。巨人時代も投手、野手の区別なく人間関係を築き、人望は厚かった。
「(同じく西武に人的補償として移籍した)内海さんが投手と野手の壁を取っ払ってくれたおかげで、投手とか野手とか関係なく食事に連れていってもらいましたし、ボクも壁をつくらないように接してきました。そういう役割が求められるなら、できる限り頑張ります。でも新井さんの代わりは荷が重いです。ボクはそんなにできた人間じゃありません!」
新井の代役は「恐れ多い」としたが、いつの間にか、この男はやっているはずである。