メジャーからは「江川級」と 星稜・奥川に絶賛の声が続々

公開日: 更新日:

 ネット裏に陣取ったプロからも絶賛の声が相次いだ。

 DeNAの吉田スカウト部長が「上半身が柔らかく、フォームに癖がない。球に角度もあるよね。鍛えればまだまだスピードも出るんじゃないか」と言えば、ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクは「ひと冬を越えてさらにスケールが大きくなり、ワンランクレベルが上がった。ストレート、変化球どちらでもカウントが取れる。特にスライダーがいい。打者の近くに来てから曲がり始めるので、ストレートのように見える。大学、社会人を含めてトップクラスの力があると思います」とベタ褒め。

 オリックスの由田スカウトも「即戦力に近い。競合は必至でしょう。2年生でU18日本代表に選出され、上級生から刺激を受けていると思う。下半身が強いし、変化球はしっかり低めに投げられる。ウチ(京セラドーム大阪)の高くて硬いマウンドが合うような気がします」と、まるで今秋のドラフト1位指名が決まったかのような口ぶりである。

 スカウトからは上原以外にもヤンキース田中、ドジャース前田、巨人菅野といった球界を代表する投手に匹敵する力があるといった声も出るほどだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド