日ハム金子千尋がまさか…六回無安打の快投でも降板の波紋
まさかの展開だ。
23日、日本ハムの金子千尋(35)が6回無安打投球の快投。ノーノーへの期待が高まるも、七回に公文に交代。その公文が吉田正に右前打を許すと、1死後にモヤに2ランを浴びた。試合には勝ったものの、ヒヤヒヤの展開だった。金子は六回終了時で今季最多の92球。昨年は故障に泣いたこともあり、無理をさせないとの判断だったのかもしれない。が、問題は後を任される投手たちだ。
「今季はショート先発を導入。開幕当初よりは先発が投げる球数、イニング数は増えてはいる。八回、九回を任される投手は投げるタイミングが決まっているからまだしも、先発がいつ降板するかがわからない中で、リリーフは準備をしないといけない。しかもこの日の公文は、無安打投球からバトンを受けている。精神的な負担はより大きかったはずです。リリーフ陣が最後までもつかどうか」
とクビをひねるのは、日ハムOBだ。