仙台育英・須江監督に聞く“中高一貫校”の仕組みとメリット

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「もちろん声はかけさせていただきますが、受験があるので門戸は狭くなります。さらに控え選手を多くつくらないという観点からいくと、1学年10人程度が理想。小学生の日本代表だった子が入試で落ちた例もあります。高校ではどうしても野球重視になることを考えれば、中学時代に学業をしっかりやることで、トータルのバランスは取れると思います」

――昨年、中日に2位指名された梅津晃大(投手)をはじめ、中高一貫によって育っていくケースもあります。中高一貫のメリットは?

「高校に入る前には、その学校がどんな活動をしているのか見えませんが、自分の目の前に高校がある。自分自身の力量も測れます。高校でベンチ入りしている先輩を見て、中学3年までにどのくらいのレベルに到達できれば、自分もやれると自信になるでしょう。少子化の時代ですし、ただでさえ肩肘は消耗品。中学時代からひとりの才能がある子に負担が集中する状況もないと思う。ただ、デメリットもあります」

――といいますと。

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