大谷・開幕二刀流決定 制球難改善のカギは劇的な細胞分裂

公開日: 更新日:

 肘の専門医で、これまで100人以上のTJ手術を執刀した産業医科大学の内田宗志教授は、日刊ゲンダイの取材にこう話している。

「靱帯が骨と結合しただけでは、腱がしなやかに機能することはありません。移植した腱が靱帯成分として機能するようになるには最低でも1年はかかると思われます」

 投手によっては十分に機能しないまま戦列に復帰し、真っすぐが走らなかったり、変化球が制球できないこともあるという。

 大谷はしかし、術後2年近く。初登板が見込まれる26日のアスレチックス戦まで残り2週間を切った。開幕までに靱帯の劇的な変化、細胞分裂を期待するしかない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末