ソフトバンク栗原 プロ入りしても変わらぬ謙虚さと向上心
父の和弘さんはこう話す。
「息子は年末年始くらいしか実家に帰ってきませんが、その時でも練習は欠かしません。常に自分の課題を見つけ、それを潰そうと必死に取り組んでいる。先輩方も尊敬できる選手が多く、よくしていただいていると聞いています。そういえば、プロになってからはゴルフに目覚めたみたい。親父と2人っきりでも嫌じゃないようで、息子から誘ってきます。今のところはまだ私の方が上手ですけど、追い抜かれる日は遠くなさそうです(笑い)」
▼くりはら・りょうや 1996年7月4日、福井県福井市出身。身長179センチ、体重75キロ。春江工2年時の2013年センバツで同校を初の甲子園出場に導くと、3年時にはU18アジア選手権代表に選ばれ日本代表の主将を任された。14年のドラフト2位でソフトバンクへ入団。年俸1000万円。本職は捕手ながら、打撃力を買われて外野手として出場している。