オリ太田椋「打撃より断然守備」高校時代の監督が語る強み

公開日: 更新日:

太田椋(オリックス 遊撃手2年目・19歳)

 開幕には出遅れたものの、先月16日のソフトバンク戦で今季初出場し、プロ初安打となる本塁打を放った。この一発は「21世紀生まれで初めての本塁打」として注目を集めた。

 これを皮切りに今季は12試合に出場し、28打数7安打、打率・250、2本塁打、2打点(4日現在)。不遇の一年だった昨季と一転、スタメン定着に向け、着実にアピールを続けている。

■「リコーダーも上手」

 大阪府羽曳野市で育ち、中学は地元の市立高鷲南中へと進んだ。羽曳野ボーイズに所属し、3年時にはジャイアンツカップでチームを日本一に導いた。

 太田が中学3年時にクラスの担任だった八木教諭はこう語る。

「赴任して1年目だったので太田君のことはよく覚えています。性格は明るくて、誰からも好かれる生徒でした。私は音楽を教えているのですが、彼は歌もリコーダーも上手だった。文化発表会といって、学年で合唱を披露するイベントでは、太田君が音頭を取って皆をまとめてくれました。運動大会へ向けた練習でも、ダンスをいち早く覚えると率先して周りに教えるなど、いつも皆をまとめてリーダーシップを発揮していました。私も彼には本当に助けられたなと思います」

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