ソフトはヤクルト山田残留に歯噛み…周東に“追い風”の理由

公開日: 更新日:

 ソフトバンク巨人に勝てばシリーズ4連覇となる。ゆくゆくは巨人が達成したV9超えも狙っているという。

 そんなソフトバンクが歯噛みしているのが、ヤクルト山田哲人(28)の残留だろう。日本シリーズの行方を待たず、19日に残留が決定。7年総額40億円の超大型契約といわれるが、資金力のあるソフトバンクならそれ以上の金額も出せたはず。「せめてFA宣言してくれたら……」というのが、球団の本音だろう。

 一方、チーム内には「これでよかった」という声もある。球団OBは「山田不要論もあった」と、こう続ける。

「仮に山田を獲得すれば、盗塁王の周東佑京(24)を潰しかねない、というのです。周東は今季、主に二塁と遊撃を守り、打率も昨季の・196から・270と大幅に成長した。もし、二塁手の山田が加入し、遊撃のレギュラーである今宮がケガから復帰したら、守る場所がなくなる。周東が成長したのは、一軍の試合に出続け、場数を踏んだことも大きい。今季は103試合で346打席。来季はいよいよ真価が問われる年になるというのに、再びベンチ要員に逆戻りでは、成長の芽を摘みかねない。もし、周東が今季も昨季のような代走要員のままだったら、山田獲得は満場一致だったんでしょうけどね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末