「挑戦しようとするしている若者を支援して」それが願い
■自分は孤独、真っ暗なトンネルを一人で掘っている
多くの人に応援されながら40代Jリーガーになった。43歳になった今、格闘家に転身しようとしている破天荒な男だが、その言葉には説得力がある。いくつになっても挑戦を続けるのも「身をていして挑んでる姿を見て、一人一人の意識が変わってくれればいい」と考えるからだ。
「僕の挑戦なんてちっぽけなもの。船に例えると、ポンポン船みたいなものです(苦笑い)。戦艦などと比べるべくもないけど、どんな荒波にも耐えられるポンポン船であれば、力強く海を渡っていける。そんな力をつけたくてガムシャラにやってきました。正直に言うと今の自分は孤独です。真っ暗なトンネルを一人で掘ってる状態に近い。普通の人なら引き返すのかもしれない。でも、いつか必ず<次の道が見えてくる>と信じて掘り続けています。バカげてると思う時もありますが、とにかく前に進むしかないと思っています」
彼のような野心の塊のようなマインドを持つ若者が増えれば、斬新なビジネスが生まれ、日本経済も上向くかもしれない。