「こんなに打っちゃってどうしよう…」と頭が真っ白に
3打目も目の前に木の枝が張り出して狙えず、結局5オン1パット。
それでも続く7番パー3は8メートルを決めて初バーディー。後半耐えれば、予選通過のチャンスもあるから頑張ろう、と気持ちを切り替えました。
ところが折り返して10番、11番の連続トリプルボギーの後に、12番ダブルボギーです。
10番はドライバーが右に飛んで、ボールはフェンス沿いにありました。アンプレアブルを選択したのですが、3打目は土のカート道でコンクリートのように硬いライですが救済はなく、ショットしたとき右手首に痛みが走りました。11番はドライバーがチーピン。12番パー3は手前ガードバンカーの砂がカチカチ。「バウンスが跳ねなければいいな」と警戒したのにホームラン。
その時点で、「こんなに打ってしまい、どうしよう?」と頭は真っ白。
自信がなくなってしまいました。ハワイの試合から左足ふくらはぎに痛みがあって、この日は右手首の痛みです。
父から大事をとって「棄権する?」と言われましたが、私の競技人生で棄権は一度もありません。悩んだけど、できるだけ最後までやってみようと、トレーナーさんに足をはり治療してもらい、右手首にテーピングをして2日目に臨みました。