巨人・戸郷に中4日の“特攻ローテ案”浮上 桑田補佐が後押し

公開日: 更新日:

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう言う。

「中6日で100球しか投げないのは少ないという考えには同感です。原監督が言うように、130球は投げないといけないでしょう。ただし、まだ5月。高卒3年目の若手に中4日を強いるのは異例です。昨年までは宮本投手チーフコーチがコンディションや登板間隔に注意を払いながら慎重に投げさせていた。サンチェスあたりの外国人ならまだしも、故障が心配です。次の中4日登板を見据えたこの日の楽天戦は5回4失点。球数は94球で降板した。当然、リリーフ陣の負担が増える懸念もあります」

 5月中の中4日プランを後押しした人物がいる。桑田真澄投手チーフコーチ補佐(53)である。解説者時代の8年前、雑誌に掲載された金田正一氏との対談で「今の日本のプロ野球の投手は休み過ぎですよね。僕も6日もあると、1日、2日、ボーッとしたり遊んでしまうんですよね。僕はこの先、ユニホームを着ることがあれば、選手にはぜひ中4日で投げさせたいと思っています。もちろん球数制限は必要になるので、少ない球数で完投する技術が求められる」と原監督と同じ理論を明かしていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった