巨人原監督は楽天が大好き トレード獲得選手が勝ち星貢献
巨人の交流戦の通算成績は、楽天、西武、オリックス、日本ハムの4球団に勝ち越し、ソフトバンクとロッテに負け越している。その中でも25日の試合前まで通算36勝23敗と最多の勝ち星を挙げているのが楽天なのだ。特に09、11年は4勝0敗。25日の初戦はウィーラーの逆転弾で白星発進すると、昨26日の2戦目は四回に岡本和、若林、大城が一発を放ち、5―2の八回1死満塁のピンチでは、3番手・高梨が島内、岡島を打ち取って逆転勝ち。通算は38勝23敗となった。
13年の日本シリーズで対戦した巨人は、絶対エース田中が君臨していた楽天に3勝4敗で敗れた。原監督は楽天・星野監督の胴上げを見ながら、「あの日本シリーズだけは、心の底から勝者に対して拍手を送った」と語っている。
交流戦のたびに勝たせてもらい、質の高い選手までもらえるのだから、受けた恩恵は計り知れない。原監督はだから、楽天が大好きなのである。