サッカーW杯最終予選9.2スタート!中東での試合増がメリット大なワケ
東京五輪のサッカーが終わり、欧州各国リーグが開幕、9月2日からは「2022年カタールW杯アジア最終予選」がスタートする。グループBに入った日本はオマーン、中国、サウジアラビア、オーストラリア、ベトナムとホーム&アウェーの計10試合を消化するわけだが、初戦の2週間前になっても「開催地」を巡ってドタバタしている。新型コロナ禍で中国とオーストラリアが「自国開催を回避して中東の中立国でホーム試合を開催する」という動きを見せているからである。
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中国は7日にホーム初戦の日本戦を控えているが、「UAEでホーム試合を開催する」ことで調整中ともっぱらだ。
オーストラリアの場合は「ホーム試合をカタールの首都ドーハで開催する」と現地メディアが報じている。22年W杯の開催国でもあるカタールは「ワクチン接種者で新型コロナの陰性証明書を持っていれば、入国後の待機措置が免除される」。これもカタール開催のメリットである。