小池都知事を北京冬季五輪に派遣するこれだけのメリット
そんな難しい理屈を持ち出さなくても、2年連続でオリンピックの舞台に登場して、ちゃっかり目立つことができるのだ。メディア露出を第一に考える小池知事にとって、こんな美味しい話はないだろう。
今年10月以降、小池知事の状況はパッとしない。都民ファーストの会が国政政党「ファーストの会」の立ち上げに失敗、小池知事自身も2度目の入院騒動を引き起こした。国政復帰が遠のいた小池知事に対して、メディアの関心はだんだん薄くなっている。
だが、こんなことでへこたれる小池知事ではない、と私は信じている。だからこそ、再度、崖から飛び降りる覚悟を持って、北京を目指すことをお勧めするのだ。二階氏と二人で行くのもいいかもしれない。政治家として最後にひと花咲かせていただきたいのである。