松山英樹マスターズ連覇ならず14位で終戦…これからが心配な首痛の後遺症
【マスターズ】最終日
大会2日目から首位に立つ世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(25)が、通算10アンダーまでスコアを伸ばしてメジャー初優勝を挙げた今大会。連覇が期待された松山英樹(30)は、5バーディー、5ボギーとスコアをのばせず、通算2オーバー14位に終わった。
スコアが大きく動くといわれる3日目のムービングサタデーのつまずきが痛かった。トップと5打差とはいえ松山はスタート時に2位タイにつけていた。が、上位グループではワーストの77をたたいて14位に後退し、V圏から脱落した。
■風と寒さに弱さが出た
「前年覇者で、5打差を少しでも縮めたいという意識が強く働いたのはわかる。ただ、状況に応じてプレーしなければいけない。2日目まではパットには何も問題がなかった。ところがネックウオーマーをしてプレーした出だしの1番で1メートルのパーパットを外したのも無意識にタッチが強くなっていた。そこから歯車が狂いだし自分のゴルフを悪い方に追い込んでしまった」と評論家・菅野徳雄氏が指摘する。