ロッテ佐々木朗希がソフトB千賀と直接対決 「160km直球は殺人シュート」対戦相手が衝撃証言

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 左打者も攻略に四苦八苦しているという。

「佐々木朗希は左打者に対しても臆さず内角を攻める。死球を恐れて腰が引けたところに、かつて広島の黒田博樹が投げた『フロントドア』のように、ボールゾーンからストライクゾーンに入ってくるため、非常に厄介なんです」(前同)

 さらに、女房役である18歳捕手の松川のリードも、佐々木朗希のシュートを生かしているようだ。ロッテOBがこう言う。

「佐々木朗希は疲労が溜まってくるとフォームのバランスを崩し、ボールがさらにシュート回転する。そんなとき松川は、相手が右打者の場合、外角のボールゾーンにミットを構えることがある。直球が大きくシュートするのを計算しているのです。実際、松川が構えたところからシュートしてストライクを取った球がある。佐々木朗希が松川のリードを褒めているのは、松川が試合を通じて調子の変動を把握し、創意工夫ができるからでしょう」

 佐々木朗希が相対するソフトバンクの先発は日本のエース千賀滉大(29)。24日のオリックス戦以来、中11日と休養十分だが、今後も相手打者が手を焼くことは間違いない。

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