著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

メジャー観戦で「日本選手の軟弱さ」を実感 全米OP国内予選でさえ大多数が途中棄権の体たらく

公開日: 更新日:

 いっぽう日本ツアーに海外大会のような厳しさがあるとは思えない。開催コースはドライバーを振り回すだけでスコアを伸ばせ、選手の層も薄く、自然に挑戦という概念もない。だからメジャーで戦うトッププロのような高い技術も、タフな精神力も身に付かず、予選すら通過できない。

 今年は全米オープン出場権を争う国内予選がカレドニアンGC(千葉)で行われた。

 USGAから日本ゴルフ協会に、「予選会にふさわしいコースを」との要請があり、カレドニアンGCを推薦した経緯がある。米国人の気鋭設計家M・ポーレットの手により1990年に開場。コース全体にリンクスを彷彿させるマウンドが縦横にあり、池やクリーク、ポットバンカーなどのハザードが威圧感を与え、メジャー出場権を争う会場にふさわしい。予選会はスティンプメーター13.8フィートの高速グリーン仕上げ。これは全米オープンより速い。

■日本勢10人が途中棄権

 予選会は1日36ホールをプレーし、上位3選手が本戦出場権を獲得する争いだった。ところが、出場した選手のうち、第1、第2ラウンド合わせて日本勢10人が途中棄権という体たらくだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方