日本ハム清宮の今季8本塁打は全部ソロ…プロ5年目で極端に勝負弱くなったナゾ解き
「プロ5年目にもなれば、分析され尽くされている。走者がいる時は相手バッテリーのギアが上がるし、打者に対する攻め方はより慎重になる。そこに対応できていないのでしょう。今季の本塁打のほとんどは外角の甘めの球や、山を張った内角の球ばかりで、勝敗にもあまり影響がない場面。つまり、相手バッテリーが“本塁打を打たれても1失点”とナメているか、集中力が切れた状況なのです。清宮は打席で山を張るケースが多いように感じるが、それは実績と経験があってこそ成立するもの。あれこれ考えず、投手の失投を一撃で仕留める気持ちで臨めば、ランナーがいる時の打率も変わってくると思います」
清宮自身だけでなく、相手の思惑もあって肝心な場面で結果が出なくなったようなのだ。