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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

世界ランキングへの配転変更…国内男子プロは海外に目を向けるしかない

公開日: 更新日:

 先週の男子ツアー「セガサミーカップ」は、41歳になった岩田寛が7年ぶりに大会2度目の優勝を挙げました。若手を寄せつけず、40歳を過ぎても勝てると「まだまだ戦える」と強い気持ちが湧いてきます。

 岩田はかつてPGAツアーに挑戦して、2016年にフル参戦。しかし1年でシードを手放し、17年から日本ツアーに復帰しました。それでもPGAツアーへの復帰をあきらめていない、と聞きます。

 かつて海外で戦った時には、競争激しい未知のフィールドでどういうプレーをすべきか、わからない部分があったはずです。それも年齢と試合数を重ねることで、飛距離が出なくても、アプローチやパットを磨いて対応できるようになります。

 プロは勝つことで、目標はより高くなります。岩田にはいくつになっても世界を目指して、後進の手本になって欲しいものです。

 というのも、男子ツアーは試合数が減り、この先も不安が増すばかりです。さらに先週の大会から、メジャー出場権に直結する世界ゴルフランキングへの配点が変更になりました。

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