内田氏が続ける。
「私が巨人のコーチだった頃、FAで落合が入団してきて、共に練習をした関係だったから、嫌な顔をせず、『なんでもかんでも打とうとしているから窮屈になる。四球でもいいじゃないか。塁に出られるし、5番に託せばいい。4番だからって全てを背負わないことじゃないか』と助言してくれて、気が楽になった栗原が打ち始めたんです。村上も四球でいい。少なくとも打率は下がりませんから」
村上は26日現在、12球団ダントツの93四球。オレ流監督が言うように「四球でいいじゃないか」と5番以降につなぐ意識がポイントになりそうだ。