好スコア続出のやさしいメジャーでは女子プロのレベルは上がらない
2019年・18アンダー(チェリーヒルズGC・兵庫)、20年・12アンダー(JFE瀬戸内海GC・岡山)、21年・19アンダー(静ヒルズCC・茨城)、そして今年も16アンダー(城陽CC・京都)と日本女子プロ選手権は好スコアの優勝者が続いている。しかもチャンピオンの年齢も若くなっている。
通常のツアー競技と違い、日本女子プロ選手権は日本女子オープンと並ぶ国内2大メジャーだ。それにふさわしいコースで、なおかつタフなコースセッティングで開催しなければ厳正な女子プロ日本一を決めることはできない。
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ティーショットをラフに入れてもパーを取るのにたいして苦労をしないし、そんなにすごいショットでなくてもバーディーが取れる。だから、日本のメジャーで優勝しても海外のメジャーでは予選を通るのが精いっぱいなのだ。