竹原慎二さんは8年前に“余命1年”の宣告「ジムから日本チャンプを、そのために生きる!」
話は戻り、違う病院でがんと告知された時は膀胱を全摘出しなくても大丈夫だろうと言われたのに、検査手術すると膀胱内に2.5センチ幅で筋層まで達してる深さの腫瘍があるとわかり「全摘出しないとダメだ」と。
そう言われた瞬間は「もう人生終わったな」と思いました。さらにセカンド、サードオピニオンを繰り返し、「早くしないと命に関わる。最悪は余命1年」と言われた時は死ぬ覚悟もしましたよ。
「とりあえずがんを叩きましょう」と言われ、抗がん剤治療を2クールやり、がんを小さくした後に手術。転移していた周りのリンパ節をとり、膀胱全摘出も成功。でも本来、2年前に早期発見できていれば全摘出しなくて済んだんですよね。ダメな主治医を信じた自分が悪いと本当に悔やみました。40歳から調子が悪かったのに僕もバカだから「軽い病気だろう、死にはしないだろう」と思ってしまったから。
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がんを摘出した後に転移して亡くなられるケースが多いと知り、転移しないように頑張ろうと決意。女房が親身に食事療法や免疫を高めるために協力してくれました。発がん性のある食べ物をやめてなるべく無添加の食事をとり、免疫を高めるニンニクなどを食べ、風呂にゆっくり入って体を温めたり。あとお笑いを見ていっぱい笑ったり(笑)。術後5年はびくびくしながら生きていました。