新事業の看板T・ウッズは身体ボロボロ…それでもゴルフはやめられない
試合形式はティーショットや第2打は巨大スクーリンに向かって打つバーチャルゴルフ。アプローチやパットは特設会場の中につくられたグリーンとその周囲でプレーする。この「新リーグ」はPGAツアーもバックアップすることになっており、18ホールを歩かないので右足のケガが治っていないウッズも参戦すると見られているが、海外メーカーの関係者がいう。
「この新リーグはゴルフを知らない若者には刺激的です。このイベントのためにウッズとマキロイは2年以上も準備してきたという。PGAツアーがバックアップするのは、新しいゴルフファンを開拓できるという狙いもあるはずですが、今はライバル関係にあるノーマンのLIVゴルフへの一矢になるという期待もあるでしょう。今年のメジャー3試合を見ても、ウッズ人気はまだまだすさまじく、それは大舞台でプレーしてこそです。クラブを握らず、本当の伝説になってしまえば、やがて人気は落ちていく。ウッズは莫大なマネーが動く新事業の看板選手ですから、無理をしてもメジャーでプレーして、健在ぶりをアピールしたいと思うのは当然のこと。足を引きずってもマスターズには出場しますよ」
満身創痍でもゴルフは止められないか。