前田大然が待望のW杯初ゴール 本田圭佑も激賞した献身性は1年謹慎の挫折から生まれた

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■謹慎期間中はパン屋で奉仕活動

 前田は山梨学院高校時代、部内の不祥事に巻き込まれる形で謹慎処分を受け、高校1年の冬から約1年間、サッカーから離れた時期がある。

 当時のサッカー部の吉永一明監督によれば、謹慎期間中はパン屋での奉仕活動に精を出し、朝5時から掃除やパン作りの手伝いをする日々を過ごした。その経験を経たことで、「明らかに大然の立ち振る舞いや態度が変化しました」(吉永元監督)という。

 待望のW杯初得点は勝利には結びつかなかったものの、挫折から得た献身性は日本代表の大きな武器になった。

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