キャンプ打ち上げた日本ハムの収穫 内外野ポジション争い激化で新庄監督嬉しい悲鳴

公開日: 更新日:

「(選手の)アピール合戦が最後まで続くとは全く思っていなかった」

 27日にキャンプを打ち上げた日本ハム新庄剛志監督(50)がこう言った。

 新球場元年の今季は「優勝しか目指さない」という宣言通り、昨季までのおちゃらけモードを封印。キャンプ初日から紅白戦を実施し、一軍だけで13回の実戦を行った。

 中でも一番の好材料がドラ1ルーキーで二刀流に挑戦する矢沢宏太だろう。野手として臨んだ対外試合6戦で13打数9安打、2本塁打と猛アピール。首位打者の松本や俊足の五十幡、阪神からトレードで入団した江越らがいる外野のポジション争いを激化させている。

 内野にしても、二遊間にはドラフト3位で獲得したメジャー逆輸入選手の加藤豪、ドラ5ルーキー奈良間、2年目の上川畑、7年目の石井らがしのぎを削る。

 もともと新庄監督は2月中にレギュラーを固定すると話していたが、選手たちのアピールに「みんなどれだけ成長してくれるんだ。(メンバーが)固まらない……」。嬉しい悲鳴はいつまで続くかーー。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フワちゃんは活動休止、男性の体臭批判の女子アナは契約解除…失言続きの和田アキ子はいつまで許される?

  2. 2

    「アッコにおまかせ!」存続危機 都知事選ミスリードで大炎上…和田アキ子には“75歳の壁”が

  3. 3

    中丸雄一「まじっすか不倫」で謹慎!なぜ芸能人は“アパホテル”が好きなのか…密会で利用する4つの理由

  4. 4

    中丸雄一に"共演者キラー"の横顔も…「シューイチ」で妻の笹崎里菜アナも有名女優もゲット

  5. 5

    やす子「暴言トラブル」火消しで“救いの手”も…フワちゃんの言い訳がましい謝罪が“火に油”

  1. 6

    選手村は乱交の温床、衝撃の体験談…今大会コンドーム配布予定数は男性用20万個、女性用2万個!

  2. 7

    中丸雄一「よにのちゃんねる脱退」を求めるファンの声…名物・菊池風磨の“中丸いじり”はもう笑えない

  3. 8

    川合俊一らと男子バレー“御三家”だった井上謙さんは「発達障害の息子のおかげで学んだ」

  4. 9

    自民重鎮の元秘書が「JK性加害」の衝撃!衆院青森3区から出馬表明も、酒乱トラブル続出の過去

  5. 10

    中日・根尾昂は責められない。定石を度外視、一貫性も覚悟もない指揮官の大問題会員限定記事