ドラフト上位候補「赤点」事件のトホホ…血眼で探した答案用紙に採点ミスがあった!
プロがドラフト上位候補に挙げている強豪校のAは、野球の実力はピカイチでも、アタマのデキはイマイチだという。
Aが所属する高校は定期テストで赤点を1つでも取ると練習に参加できないという罰則がある。オマケに監督からの大目玉も付いてくるから、普段は野球漬けの選手たちも、テスト前だけは机にかじりつく。Aは特に理系科目が苦手で、3学期の期末試験は生物で赤点を取ってしまったそうだが、最終的には罰則を免れた。
この学校は29点以下が赤点で、Aはあと1~2点足りなかった。慌てて、答案用紙を見返し、採点ミスがないか血眼になって探した。すると、幸運にも1カ所にミスが見つかった。生物の先生に間違いを指摘、及第点に戻すことができたという。
Aの学校事情に詳しいメディア関係者は「担当教員は日頃から『生徒の答案はコピーを取っているから、返却後の改ざんは通用しない』と話しているそうですから、ズルはしていないと思います」と言う。
ちなみに、野球部のマネジャーは学年きっての秀才で、数学で満点を取ったこともあるとか。学内では、「Aが落第しないためにも、マネジャーが勉強の面倒を見たほうがいい」という声もあるそうだ。