巨人投手陣ノーコン病は原監督が元凶…指揮官の“口撃”に若手萎縮、思い切り腕が振れず
さる巨人OBが声を潜めてこう言った。
「でも桑田コーチのせいではありません。制球力を改善させようとメニューを考えたけど、一朝一夕にはいかなかっただけ。問題は別にあると思う。桑田コーチが入る前から『ノーコン』は巨人投手陣の課題といわれていた。原監督はよく『ストライクを取るので精いっぱい』とか『ストライクを取るのに汲々としている』と言って制球を乱す投手を“口撃”して、すぐに代えてしまうでしょう。若手投手たちは原監督の顔色をうかがいながら萎縮している。一軍担当だった桑田コーチは、だから思い切って腕が振れないと嘆いていました」
犯人は桑田コーチではなく、投手陣にプレッシャーをかける通算17年目の指揮官だろう。