大谷翔平は今季「申告敬遠」が増えそうだが…後続の“勝負弱さ”がエンゼルスの致命傷に

公開日: 更新日:

 今季、24試合で4番に座っているレンドンは得点圏打率.357、1本塁打、20打点と結果を残しているが、16日に左股関節の張りでIL入りするなど、故障がちで安定したパフォーマンスは計算しにくい。

 得点機で後続がアテにならなければ今後、相手バッテリーはますます大谷との勝負を避けるようになる。ポストシーズン進出争いやタイトル争いが熾烈になるシーズン後半は、より歩かされる機会が増えて、本塁打王争いにも影響しかねない。昨季までの大谷は申告敬遠で歩かされたことへのやり場のない怒りもあったのだろう。次の打席や試合では力みもあって当たりが止まるのは珍しくなかっただけになおさらだ。

 2014年以来、9年ぶりのポストシーズン進出を目指すチームにとっても痛手。リリーフ陣は決して盤石でないだけに、大谷がバットを振らずに競り負ける試合も増えるかもしれない。

 大谷は日本時間23日、本拠地アナハイムでのレッドソックス戦に「3番・DH」で出場し、3打数無安打1四球。相手の先発右腕ハウクの低めの変化球にタイミングに合わず、2三振を喫するなど3試合ぶりにバットから快音が響かなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった