大谷翔平サイ・ヤング賞の足かせに…エンゼルスはザル守備&捕手弱肩ともメジャーワースト
エンゼルスの大谷翔平(28)は日本時間24日のレッドソックス戦に「3番・DH」で出場し、4打数1安打1三振だった。一回の第1打席で相手の先発右腕ベロの低めチェンジアップにタイミングを狂わされて一塁へのゴロを放ったが、俊足を飛ばして内野安打とした。試合はモニアック、タイス、トラウトに一発が出てエンゼルスが4-0で下し、3連勝とした。レッドソックス吉田正尚は「2番・左翼」でスタメンに名を連ね、4打数無安打。連続試合安打は6でストップした。
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「大谷は相当な我慢を強いられているはずです」──。
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がエンゼルスの稚拙な守備に関してこう言った。
エ軍のチーム総失策数32はレッドソックス、ブレーブスと並んでメジャーワースト。フィールディングエラー17個はア・リーグワーストで、送球エラー14個は同3位だ。レンドンの7個を筆頭に、タイス(5個)、レンフィーフォ、アーシェラ(ともに4個)と主力野手の拙守が目立ち、守備でどれだけの失点を防いだかを示すDRSはマイナス1。守備力は平均的な野手よりも劣っているのは明らかだ。