パナマ戦5-0圧勝でW杯へ ジリ貧なでしこの命運は新背番号10長野と長谷川のWボランチが握る

公開日: 更新日:

 初代なでしこ専任監督の鈴木良平氏が言う。

「なでしこの背番号10はレジェンド澤穂希がW杯5大会連続で背負い、春先までは優勝した11年ドイツW杯の一員で現メンバーから外れた岩渕真奈がつけていた。長野は『背番号10として恥ずかしいプレーはできない』というプレッシャーとも戦っているはずだが、長谷川と攻守ともにスムーズな連係を見せた。長谷川の方が相手ゴールに近いエリアに侵入してトップ下の役割をこなす時間帯も多かったが、長野が長谷川の攻撃センスをより発揮できるように絶妙にフォローしていた。この2人が見せた好連係は、W杯本大会に向けて大きな収穫と言っていいでしょう」

 W杯の国内放送がなかなか決まらず、W杯の成績もジリ貧のなでしこだが、少しは期待しても良さそうな雲行きだ。

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