パナマ戦5-0圧勝でW杯へ ジリ貧なでしこの命運は新背番号10長野と長谷川のWボランチが握る

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 女子W杯(20日開幕=オーストラリア・ニュージーランド共催)に出場する日本女子サッカー代表(なでしこジャパン)。14日にW杯前最後の強化試合としてパナマ代表と対戦、5ー0のスコアで快勝した。

 W杯出場同士の対戦はFIFA世界ランキング11位のなでしこが、同ランク52位の格下パナマを序盤から圧倒した。

 注目はエース番号の「10」を初めて背負い、攻守の大黒柱としてW杯に臨むMF長野風花(24=リバプール)のパフォーマンスである。

 左ボランチが主戦場の長野は、右に入った攻撃の主軸MF長谷川唯(26=マンチェスター・シティ)とWボランチのコンビを組み、戦況に応じて位置取りを変えたり、長谷川が前方で長野が後方の縦関係になったり、臨機応変にポジションを変えながら溌溂とプレー。

 2人が起点となってDF清水梨紗(27=ウエストハム)の先制ゴール、MF藤野あおば(19=東京V)の代表初ゴール、終了間際の南萌華(24=ローマ)のダメ押し点などを後方支援。長谷川自身も2ゴールを決めて快勝劇に花を添えた。

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