智弁和歌山、明徳義塾…相次ぐ波乱「甲子園常連校」早期敗退にプロスカウトにんまりのワケ

15年ぶりに決勝進出を逃した明徳義塾・馬淵史郎監督（Ｃ）日刊ゲンダイ

　逆に地方大会で敗れれば、本人側も甲子園で結果を残せなかった、アピールできなかったという負い目があるため、たとえ育成指名でも受け入れる可能性は高くなる。

「最近は育成上がりで活躍する選手が増えています。スカウトとしても、そんな選手を自分が掘り当てたら最高ですよね」（前出のスカウト）

　球場で野心を燃やしているのは球児だけではないようだ。