徳島商監督に聞く伝統校の変化「野球さえしとったらいいという昔の徳商には戻したくない」

公開日: 更新日:

 13日は初戦で愛工大名電(愛知)を下した徳島商が登場する。元中日の板東英二氏や川上憲伸氏、オリックスの杉本裕太郎らを輩出した伝統校だが、2010年以降は鳴門が夏の徳島大会を9回制覇していた。今回12年ぶり24回目の出場を果たしたOBで保健体育科教諭の森影浩章監督(60)に話を聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 ──今年の決勝戦で鳴門を破りましたが、ライバル校への思いは?

「生徒の方はいろいろと意識しているものがありましたよね。鳴門はここ10年間はずっと甲子園に行ってましたし。ただ、(その間)鳴門とは2回しか戦ってませんし、私は戦えば勝てるというチームをつくってきた自信がある。なのであんまり意識していないですけど、選手は『鳴門をやっつけないといかん』と思い過ぎてるような気がしますね(笑)」

■キャプテンの森は「責任者」という肩書からのスタート

 ──今年の躍進はプロ注目の右腕・森煌誠の存在が大きいと思うのですが、彼はキャプテンでもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 2

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 3

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  4. 4

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  2. 7

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    エースの留年が影響か?昨夏王者・慶応まさかの県大会16強敗退…文武両道に特別扱い一切なし

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇