巨人ファンの視線は来季へ…若返り順調ゆえマンネリ原監督に「居座らないで」と退任訴え

公開日: 更新日:

 首位阪神とは12ゲームもの大差がついた。今季通算17年目の原監督は、9度のリーグ優勝、3度の日本一の実績を誇るものの、超長期政権によるマンネリ化の弊害が出ていると見る向きは多い。実際、ネット上には「原監督、お願いだから、これ以上居座らないでください」「いい加減、若い監督に譲ってください」といった退任を求める声があふれ返っている。

 12日にはコンタクトレンズを外して采配をするという謎の行動に出た原監督は、「いつも入れてるけど、入れなかった。今日はぼんやり風景を見てみようと。世の中、はっきり見るより、少し半眼的な感じで勝負に臨んでみようかなと」と笑った。これにもネット上では「よく見えない方が勝てたなら、余計なことばかりしてたってことだろ? 一体何年監督やってんのか……」「来季は新監督で2年後の優勝を願ってます」「ポスト原辰徳は、阿部慎之助上原浩治松井秀喜の3択だ!」といったコメントが並んだ。

「チームの若返りは進んでいます。あとは来季以降、誰が指揮を執るか。昨季は4位。今季も惨敗なら契約が途中でも責任を取らざるを得ない。続投はファンの理解を得られないのではないか。慎之助(ヘッド兼バッテリーコーチ)でも二岡(智宏=二軍監督)でも、監督が若返らないことにはチームは変わらない。首脳陣の刷新は絶対でしょう」(高橋善正氏)

 OB、ファンの視線はすでに来季へ向きつつあるようだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  2. 2

    センバツVで復活!「横浜高校ブランド」の正体 指導体制は「大阪桐蔭以上」と関係者

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希の肩肘悪化いよいよ加速…2試合連続KOで米メディア一転酷評、球速6キロ減の裏側

  4. 4

    阪神・佐藤輝明「打順降格・スタメン落ち」のXデー…藤川監督は「チャンスを与えても見切りが早い」

  5. 5

    PL学園から青学大へのスポ薦「まさかの不合格」の裏に井口資仁の存在…入学できると信じていたが

  1. 6

    巨人・坂本勇人は「最悪の状態」…他球団からも心配される深刻打撃不振の哀れ

  2. 7

    ソフトB近藤健介離脱で迫られる「取扱注意」ベテラン2人の起用法…小久保監督は若手育成「撤回宣言」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    巨人・坂本勇人2.4億円申告漏れ「けつあな確定申告」トレンド入り…醜聞連発でいよいよ監督手形に致命傷

  5. 10

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が