巨人球団内で二岡智宏二軍監督の評価急上昇! 原監督続投なら来季は一軍で「右腕」確定
阿部慎之助ヘッドの代わりとして
一軍では、同一監督として球団史上初の2年連続Bクラスが確定し、3年契約2年目の原辰徳監督(65)の去就が注目されている。9月29日に山口オーナーが、来季が契約最終年となる原監督について「真剣に考えないといけない」と意味深発言。チーム内でもにわかに「続投か」「解任か」と喧々囂々だが、前出のファーム関係者がこう言う。
「原監督には負けて辞めるという選択肢はないと思う。V逸が決まって以降も、来季の構想の話をしていた。そんな原監督がここ最近、二岡二軍監督をやたらと持ち上げるようになった。三軍総合コーチだった20年に、出場した日本シリーズに呼んで一軍の練習を手伝わせたり、『ゆくゆくはジャイアンツのリーダーになっていかないといけない人』とも言っていた。特に昨年あたりから急に『野球を知っている』『引き出しが多い』『あんなに若手を伸ばせる指導者はなかなかいない』と手放しでホメているのです」
原監督がもし来季も続投するようなら、球団に求められるのは「若手の育成」と「優勝」に他ならない。
二軍で台頭したルーキーの浅野や萩尾といった若手を抜てきしながら、なおかつ勝利が求められるのだ。
「そんな難しい使命を果たすには『右腕』として若手を熟知する二岡二軍監督はうってつけでしょう。現阿部ヘッドはチーム低迷の責任を背負うという雰囲気。その代わりに、来季は二岡二軍監督がヘッドコーチや一軍の重要ポストとして原監督を支えることになる可能性は高い」(読売関係者)
ただし、来季も原政権がコケるようなら、二岡二軍監督も契約が切れる原監督と一緒に深手を負うことになるが……。