オリ山本由伸“争奪戦”スタートラインは5年225億円! 京セラDネット裏はメジャー各球団の思惑錯綜

公開日: 更新日:

山下舜平大には早くも敏腕代理人

 昨夜の山本は7回116球を投げて10安打5失点。打たれたからといって評価が大きく変わることはないだろうが、ネット裏に集結したスカウトやフロント幹部たちはマネーゲームに加わる価値があるのか、最終的なチェックを行ったに違いない。

 山本の代理人は米大手代理人事務所、ワッサーマン社のジョエル・ウルフ氏が務めるとか。なにしろFAの目玉にランクされる投手だ。代理人の間でも山本の争奪戦が繰り広げられたともっぱらだ。

「代理人契約を結びたかったが、結果として、かなわなかったのが敏腕代理人として知られるスコット・ボラス氏です。ただ、ボラス氏はすでに将来のメジャー候補に目を付けています。同じくオリックスで、プロ3年目の山下舜平大(21)です。シーズン中、山下が京セラドームで先発した試合を、わざわざ観戦する姿が目撃されています」(マスコミ関係者)

 山下は190センチ、98キロの恵まれた体格から繰り出す最速160キロの速球と、タテに大きく割れるカーブが武器の右腕。8月下旬に腰を痛めて離脱したものの、今季は9勝3敗、防御率1.61でリーグ3連覇に貢献した。

 山本が海を渡った後のエース格ながら、まだ21歳の若手をいまの時期から追い掛けるのだから、さすがはヤリ手代理人というべきか。京セラドームのネット裏ではスカウトや代理人など、さまざまな関係者の思惑が錯綜している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」