交渉解禁の山本由伸が要求する移籍先の条件は「6人ローテ」、メジャーの獲得球団にもメリットあり

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 オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す山本由伸(25)の全30球団との交渉が日本時間22日、解禁された。

 大谷翔平(29=エンゼルスからFA)と並ぶFA市場の目玉である山本を巡ってはヤンキース、ドジャース、メッツ、レッドソックス、ジャイアンツなどの金満球団が獲得に動き、契約規模は9年総額300億円超と予想されている。

 沢村賞右腕の動向に多くの米メディアが関心を持って伝える中、メッツの地元ニューヨークの放送局「SNY」は21日、入団後の山本の起用法を分析。代理人を務めるワッサーマン・メディアグループのジョエル・ウルフ氏は渡米1年目の山本のフィジカルを考慮して、各球団との交渉では6人ローテの採用を条件のひとつにするとみている。

■代理人は日本人投手を熟知

 ウルフ氏はヤンキース・スタントンら多くの大物選手を顧客に抱え、現役日本人メジャーリーガーではパドレス・ダルビッシュ、メッツ・千賀の代理人を務めている。過去には前田(ツインズからFA)、元マリナーズ・岩隈、元レンジャーズ・有原(現ソフトバンク)が同社と代理人契約を結んでおり、日本人選手を熟知している。

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