星野陸也は早くも来年の全英切符ゲット 海外試合の経験値はメジャーでの成績に直結する
米国では、先月30日に開幕した来季米女子ツアーの出場権をかけた最終予選会に西郷真央(22)、吉田優利(23)、馬場咲希(18)の3人が挑戦中で、中島啓太も今月の14日から始まる米ツアーと下部ツアーの最終予選会に挑みます。
特に男子は、国内で戦っているだけでは多くのポイントを稼ぐことはできず、メジャー出場につながる世界ランクの上昇は厳しいのが現実です。
星野はISPS豪州OP2位の成績により、早くも来年の全英切符を手にしました。国内で行われる予選会からメジャーに出る手もあるが、世界のコースで時差や芝質、食事の違いなどを経験し、技術の向上とともに、不慣れな環境への適応力をつけてからメジャーに参戦した方が上位争いできる確率は上がる。
メジャーは、大会の雰囲気、コースセッティング、注目度が、毎週行われる冠大会とは大きく異なり、海外試合を数多く経験すれば、自分の「現在地」を認識できるし、やるべきことも見えてきます。
アスリートには高いステージで戦いたいという本能がある。海外に目を向ける選手の流れは加速し、それが近い将来の米ツアーやメジャー優勝につながると信じています。