中日・中田翔が立浪監督を喜ばせた“名古屋永住プラン” 入団会見で「一から頑張る」と意気込む
「当然、球団は中田が単身赴任で名古屋に来るものだと思っていた。ホテルなどを含めて生活環境を用意する準備を進めていましたが、中田は家族全員で移ると言ったそうです。しかも、賃貸マンションなどではなく、名古屋に自宅を購入するというのだから、驚きました。中日で現役をまっとうする覚悟、引退後も名古屋を拠点にすることまで考えていると受け取った立浪監督も感激していたと言います」
年俸3億円の2年契約で、背番号は日本ハム時代と同じ「6」が用意された。2年連続最下位に低迷する中日が見せた最大限の誠意に、「素晴らしい先輩がつけてきた番号。中日の6番は中田だと言われるようになりたい」と喜んだ中田も、“名古屋永住”の意気込みで応えた格好だ。
名古屋入りした会見前夜の5日には、さっそく選手会長の柳裕也(29)と会食。好きな食べ物に名古屋名物の手羽先を挙げ、3学年上の涌井秀章から提案された後輩選手への食費分担案も、「全面的に協力する」と応じた中田。早くも名古屋の人間になりつつある。